倉庫代が不要になるのが魅力的なポイント
賃貸で倉庫を保有する場合は、倉庫を借りるための賃貸料が必要になります。長期的な倉庫の利用を考えると、毎月の賃貸料はデメリットになる可能性が考えられます。そのため長期的な倉庫の利用を考えているのであれば、賃貸で倉庫を保有するよりも自社倉庫を持つ方がメリットは大きいです。自社倉庫を持つ場合は倉庫代が不要になるのが魅力的なポイントだと言えます。自社倉庫は自分で保有している倉庫であるため、リフォームやレイアウトの変更といったことも気軽に行えるでしょう。自分で保有している倉庫は、どんな目的で利用してもいいという利点があります。例えば自社倉庫を貸し倉庫にして誰かに利用してもらうというビジネスを始めることも可能です。
自社倉庫を担保として利用できる
資金の調達を行うときには銀行や金融会社から資金を借りるケースが多いでしょう。そのような場合に重要になるのが、何を担保として利用するかというポイントです。基本的には自分の資産の中から担保を選ぶことが多いと言えます。例えば持ち家を担保として利用する人は多い傾向にあります。しかし、人によっては自分の持ち家を担保として利用したくないと考えることもあるでしょう。そのような場合に役立つのが、自社倉庫の存在です。自社倉庫は不動産の一種なので融資を受けるときに不動産担保として利用することが可能になっています。
企業からの信用度が高まる
貸し倉庫を持っているよりも、自社倉庫を持っている方が企業からの信用度が高まりやすいです。これは自社倉庫を持っている方が、すぐに商品を届けてもらえる可能性が高いからでしょう。また自社倉庫を持っている方が物流業務が行いやすいという利点もあります。
3PLとは、サード・パーティー・ロジスティクスの略で、物流部門の業務を第三者企業に委託する物流業務形態です。委託側には、物流機能の効率化や投資の抑制、コスト削減などのメリットがあります。